新年のご挨拶

謹んで、新年のお慶びを申し上げます。
平成二十四年が氏子崇敬者の皆様にとって、素晴らしい年となりますように、ご祈念申し上げます。
 昨年は、東日本大震災また福島原子力発電所事故と人類史上未曽有の試練を経験しました。
 この事件は、人類が初めて「火」を手に入れた「プロメテウス」と同じではないかと思えます。つまり、原始人には火山から流れ出る溶岩から噴き出す炎(火)、又は落雷により山林火災が生じ森林を焼き尽くす火は彼らからすると非常に危険なものに映ったに違いありません。
 人類が「火」を獲得するまでには大変な犠牲が有ったように思います。ちょっと間違えば大火傷をして死亡します。この危険極まりない火を手に入れるという事は、人類にとっては大変危険な行為であり、また使いこなすには相当の努力が必要であったに違いありません。
 神様には、「荒魂」の性質と「和魂」の性質があると言われています。天照大御神も同様です。神宮にお参りすると必ず、「荒魂」と「和魂」の神様がお祭りされています。原子力発電を推進するとかしないとかではなく、原子力の火の神様の「和魂」を大切にして、慎重に人類がその獲得に努力をする必要があると思います。
神様の御心の隋に、文明(原子の火)を獲得して行きたいですね。
「火の和魂」に祈りを捧げたいと思います。

いずれにしても、今年を良い年となりますように、お互いに努力を致しましょう。